長崎港(柳埠頭)の概要

港湾施設

長崎港小ヶ倉柳埠頭概要

岸壁  (-10m) 170m   小ヶ倉柳地区の航空写真②
(-12m) 240m  
埠頭面積 14.3ha   
コンテナヤード 2.8ha  
蔵置能力 521TEU(グランドスロット)   
野積場  4.3ha  
荷役機械 ガントリークレーン 50t吊
ストラドルキャリア 35t吊
 1基
フォークリフト 24t  小ヶ倉柳地区の航空写真①
上屋  12,420㎡ 6棟
冷凍コンテナ電源  440V 16口

長崎港は、今も世界の海の玄関口

長崎港は1571年(元亀2年/戦国時代)、ポルトガル船の来航によって開かれた港で、鎖国時代も海外へ唯一の門戸として栄え、その後も一貫して欧米や東アジアとの交易を続けた由緒ある港です。
新しく開設された本航路の利用によってもたらされる世界との安定した輸出入と国内輸送の時間・コストの削減は、新たなビジネスフィールドとチャンスをもらたします。

沿革

1571 長崎開港(ポルトガル船が長崎湾入港)
1592 秀吉、初めて長崎・京都・堺の貿易商人に異国渡海の朱印状を出す

1634 ポルトガル人のための居留地「出島」着工
1636 出島完成
1702 新地蔵所完成
1854 日英和親条約を長崎で調印
1859 グラバー来崎 グラバー商会設立
1863 南山手にグラバー邸を建てる
1864 海岸道路(バンド)の拡幅を図るため第3次外人居留地造成工事完成
1869 新地築き増し工事完成(銅座川形成)  新地蔵所が地続きになる
1873 国内における代表的港湾5港の中の1つである1等港に認定される
1877 長崎港第1期改良工事着手(1893年完成)
1897 長崎港第2期改良工事着手(1904年完成 出島が消える)
1905 長崎大連航路開設
1920 長崎港第3期改良工事着手(出島沿岸修築工事)
1922 元船町護岸築造工事着手(1927年完成)
1923 長崎上海間に日華連絡船長崎丸就航、出島岸壁第1期工事完成

1924 出島岸壁完成
1925 長崎大連間に定期航路就航
1930 長崎港駅が開業し日華連絡船と連絡される
1940 三菱造船所で戦艦武蔵が進水
1947 長崎港を長崎県に移管(長崎港は県営港湾となる)
1950 港湾法施行(昭和25年5月31日法律第218号)
1951 重要港湾に指定される
1952 長崎県が長崎港湾管理者に認定される
1960 臨海工業地帯と宅地造成のため小ヶ倉海面埋立事業を完成(1962年完成)
1964 長崎港湾施設が都市計画法による臨港地区に指定される
第1次外港整備計画に伴い小ヶ倉柳地区外貿埠頭に着手(1972年完成)
1966 深堀香焼間工業用地造成工事に着手(1969年完成)
1970 港湾審議会で第2次長崎外港整備計画を承認、毛井首工業用地造成工事に着手(1979年完成)
1972 第2次外港整備計画に伴い神ノ島皇后埠頭用地造成事業に着手
1976 小江木材工業用地造成に着手
1985 松が枝国際観光船用バースの供用開始
1988 ナガサキ・アーバン・ルネッサンス2001構想の一環として内港再開発事業に着手

1995 福田マリーナ供用開始。長崎港ターミナルビル(ビックビット)が完成
1997 小ヶ倉柳埠頭の可動式クレーン施設供用開始
1999 韓国・釜山との間にコンテナ航路が就航
2002 長崎出島ハーバー供用開始
2003 水辺のプロムナード全面供用開始
2004 長崎水辺の森公園全面供用開始(2004.3.27オープン)
2005 松が枝地区10万総トン級対応岸壁の整備着手、長崎港の両岸を結ぶ女神大橋が開通
2007 小ヶ倉柳地区埠頭の再編に着手
2009 松が枝国際観光船ふ頭(10万トン級)の完成
2010 松が枝国際ターミナルビル供用開始(2010.3.26)、クイーン・メリー2初入港(15万トン級) 、
2011 上海航路復活記念便出航(2011.11.3)
2012 松が枝国際ターミナル第2ビル供用開始(2012.8.9)

2014 松が枝国際観光船埠頭の2バース化を計画

2017 小ヶ倉柳埠頭のガントリークレーン供用開始